2008年12月30日

Epo「KAWI 唄の谷」

mixi Musicで『百年の孤独』を聴いて、感銘。このアルバムを思わず買ってしまいました。

Epoは1980年、シュガーベイヴのカバー「Downtown」でデビュー。
その後、化粧品のタイアップ曲「う、ふ、ふ、ふ」でスマッシュヒットを飛ばすなど、80年代はポップ路線でアイドル路線の竹内まりあに近い扱われ方で、順調に活動期間を伸ばしていました。

しかし、本人には、この位置、非常にストレスが溜まる部分もあったようで、1990年代に入ると、自分の活動に疑問を持つようになります。

「矛盾の中で生きている」や「母の言い分」など、リアルな歌詞の曲も増えていきます。

矛盾を感じ始めた時期に出たアルバム『Super Natural』

(現在制作中です。しばらくお待ちください)


posted by カミガタ at 00:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本のポップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月23日

Cal Tjader『Sounds Out Burt Bacharach』(1969)

mixi musicでWalter Wanderley聴いてると、関連でこのアーティストが。



ほんと、これはマジやばいって。
ヴァイヴ奏者Cal Tjaderのバカラックカバー。
ヴァイヴとドラムとフェンダー・ローズの絶妙なハーモニー。
バカラックものは、現在でも特に日本では人気が高いですが、40年近く前のアルバムなのに、全然色あせません!
説明不要。
posted by カミガタ at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ・フュージョン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月08日

Tower of Power「Back to the Oakland」(1974)

ファンクといえばEarth Wind & Fireとともに有名なのがTower of Power。
その中でも4枚目のアルバム「Back to the Oakland」を一番オススメします。
彼らのピークであり、代表作といって間違いないです。


EW&Fもそうですが、この頃(1970年代前半)のファンクは、JBの曲のように「踊れる」曲(Tower of Powerでいえば「What is a Hip」)とバラードの曲が一つのアルバムに混在していて、バラードの曲がメロウで無茶苦茶いいんです!

「Back to the Oakland」は、前作「Tower of Power」がちょっとカチッとして、日本でいう歌謡曲然とした曲が多くてあんまりお気に入りでない(「Soul Vaccination」は好きですが)のに比べ、今作はソウルやジャズのセンスを多く取り入れていて、自由でカッコイイ、さらにアダルトな演奏が多く見られて自分は大好きです。

特に5曲目の「Squib Cakes」のファンキーでワックワックするリズムのインストの演奏から、6曲目「Time Will Tell」の都会の夕暮れを思い起こさせてくれるような切ないバラードへの流れは最高で、この2曲でこのアルバムにノックアウトです。

彼らは今年来日するなど現在もライブ中心に精力的に活躍中。

最近作の「Rhythm and Business」(1997)、「Oakland Zone」(2003)は、「Back to the Oakland」の「Squib Cakes」を髣髴とさせるような曲もあり、パワーを取り戻しています。
個人的にはこちら2作と、この時期のライブ版「Soul Vaccination:Tower of Power:Live」(1999)もオススメ!
彼らのテクニカルで楽しい演奏が見れます。
  

Tower of Powerのライブ演奏。バラード系の曲も欲しかった…












posted by カミガタ at 10:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月22日

Sergio Mendes & Brasil'77「LOVE MUSIC」(1973)

今まで「セルジオ・メンデスなんて」と思ってましたが、これはなかなかの掘り出し物ですよ。

セルジオ・メンデス自身は言うまでもなく、ブラジルの人ですが、元々アメリカ志向が強いのか、彼の音楽性はボサノヴァの枠内にとどまらず、広く時代によって変わっています。

例えば60年代後半では当時のアメリカのポップ界によくあった、ビートルズの曲のカバーを多く取り上げたり、今回の次のアルバム『Vintage'74』では、スティービー・ワンダーをカバーしたり、2006年に発表されたアルバム『Timeless』では、ヒップホップ界の巨匠であるウィル・アイ・アムやジル・スコット、スティービー・ワンダーら大御所とのコラボレーションしたり、流れとしてはジャズやフュージョン系のミュージシャンと似た傾向が有ると思います。

今回の『LOVE MUSIC』は、アソシエイションの『Birthday』やフィフス・ディメンションの『Aquarius/Let The Sunshine In』をプロデュースしたボーンズ・ハウをプロデューサーに迎えています。

よって期待通り、アルバムはソフトロック向き!

個人的なおすすめは、ロジャー・ニコルス&ポール・ウィリアムズコンビで作詞・作曲し、カーペンターズで有名になった9曲目の『I WON'T LAST A DAY WITHOUT YOU』。
歌詞は「あなたなしにはいられない」という内容を歌ったラヴソングで、女性のツインボーカルのユニゾンになっており、特に何回も繰り返されるサビの「I can take all the madness the world has give」の部分は鳥肌ものです。邦題の『愛は夢の中に』にふさわしい曲だと思います。

ボサノヴァファンのみならず、ソフトロックファンにもおすすめです。

入手はAmazonで容易です。
posted by カミガタ at 06:46| Comment(1) | TrackBack(0) | ソフトロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月04日

大瀧詠一「ナイアガラムーン」(1975)

それほど有名ではないけれど、自分が好きでもっと知ってもらいたい音楽を紹介するBlog。

その第1回目は何にしようかと、いろいろ考えたのですが、さっき聴いたばかりの、「ナイアガラ師匠」大瀧詠一のこのアルバムを選びました。





大瀧詠一と言えば、やはり一般的に有名なのがミリオンセラーアルバムの「ロングバケーション」であり、同名月9ドラマの主題歌「幸せな結末」でしょう。

それから、やはり流れる滝の水や荒涼とした自然のように雄大に歌われる、というのが大瀧詠一と思われる方は多いと思います。

しかし、そう思われる方にはぜひ、このアルバムを聴いて欲しい。

このアルバムでの大瀧詠一は、まったく違っていて、ニューオリンズでセッションしているバンドのボーカルという風情です。

オリジナルラヴの田島貴男は、「Desire」というアルバムにて「ガンボ・チャンプルー・ヌードル」という曲をやっています。
これもニューオリンズぽい歌で、最初は細野晴臣の「チューチューガタゴト」に影響されて作ったのかな、と思っていましたが、田島貴男の出所を見ると、細野系というよりは山下達郎→大瀧詠一だろうな、と思っていたので、少し不思議には感じていたのですが、「ナイアガラムーン」で、「ロックン・ロール・マーチ」を聴いた時に、ああこの曲に影響を受けたんだろうな、と思いました。

話を元に戻すと、林立夫や上原裕、伊藤銀次、佐藤博、松任谷正隆、細野晴臣、寺尾次郎に鈴木茂、駒沢裕城、そしてこの年「Songs」を出した山下達郎を初めとするシュガーベイヴという面々が演奏しているのですが、ライブ感たっぷりでセッションの楽しさを思い出されてくれるアルバムです。
「三文ソング」をはじめとして、リズムを聞くだけでもウキウキします。
「恋はメレンゲ」や「論寒牛男」は、早いペースの中を破綻なくリズムができていて、個個の演奏能力の高さが分かります。

それに歌詞がいい。
「オストアンデル」(平賀源内が元)とか「飛んで火にいる三文ソング」とか、コマーシャルぽくて笑えます。
それをニューオリンズ調のリズムに乗せて歌う。
音頭もポップソングにしてしまった大瀧氏のセンスが感じられます。

笑い、ウキウキする事必至なこのアルバム。

確かに1人で自分の世界のみにひたって作られた、「ロンバケ」や「イーチ・アザー」などは、独特の世界を築いているのは確かでしょうが、民主的に作られて、音楽をする事の楽しさを教えてくれる「ナイアガラ・ムーン」こそ、もっと見直されていいアルバムだと思います。
posted by カミガタ at 02:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本のロック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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